【アニメ】機動戦士ガンダム 水星の魔女 女性主人公、学園を舞台にした理由 “新しいガンダム”の挑戦
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1 Anonymous ★ :2022/10/09(日) 18:10:12.30ID:CAP_USER9
人気アニメ「ガンダム」シリーズの新作テレビアニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」。「ガンダム」シリーズのテレビアニメシリーズが放送されるのは、2015年10月に第1期がスタートした「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」以来、約7年ぶり。テレビアニメシリーズとしては初の女性主人公で、学園が舞台となることも話題になっており、どうやらこれまでにない“新しいガンダム”になりそうだ。女性主人公、舞台を学園とした狙いとは? アニメを手がけるバンダイナムコフィルムワークスの岡本拓也プロデューサーに聞いた。
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◇次の世代の少年少女に向けて作りたい
「水星の魔女」のキャッチコピーは「その魔女は、ガンダムを駆る。」。あまたの企業が宇宙に進出し、巨大な経済圏を構築した時代のA.S.(アド・ステラ)122が舞台となる。モビルスーツ産業最大手・ベネリットグループが運営するアスティカシア高等専門学園に、辺境の地・水星から主人公の少女スレッタ・マーキュリーが編入してくるところから物語が始まる。「ひそねとまそたん」「キズナイーバー」などの小林寛さんが監督を務め、「コードギアス 反逆のルルーシュ」などの大河内一楼さんがシリーズ構成・脚本を担当。市ノ瀬加那さんが主人公のスレッタ・マーキュリー、Lynnさんが容姿端麗、成績優秀でアスティカシア高等専門学園の経営戦略科2年のミオリネ・レンブランを演じる。MBS・TBS系の日曜午後5時のアニメ枠“日5”で放送中。
「水星の魔女」のプロジェクトが始動したのは2018年頃で、岡本プロデューサーは2020年初春頃に参加した。岡本プロデューサーが参加した時点で女性主人公になることは決まっていたという。
「私が参加した時には、女性を主人公とした『ガンダム』という話がありました。『ガンダム』の50、60周年に向けて、次の世代の少年少女に向けて作りたいという方向性で進めていました。10代の人たちからお話を聞くタイミングがあって、その時『ガンダムは、僕らのものじゃない。僕らに向けたものではない』という言葉があったんです。その言葉が刺さったんです。『鉄血のオルフェンズ』『機動戦士ガンダム00』などでも新しい若いファンが増えたと思っていましたが、『機動戦士ガンダムSEED』から20年たっていますし、既に歴史、壁のようになっている。それが入りづらさにもなっているのかもしれません」
シリーズ第1作「機動戦士ガンダム(ファーストガンダム)」がスタートしたのは1979年で、40年以上前だ。“21世紀のファーストガンダム”とも呼ばれ、新規ファンを開拓した「機動戦士ガンダムSEED」がスタートしたのは、約20年前の2002年までさかのぼる。「SEED」以降もアプローチを変えながら、数々の作品が生まれてきたものの、「ガンダム」シリーズは“伝説”として認識しているが、「僕らのものではない」と感じる10代もいるかもしれない。
「10代の身近にある環境から作品をスタートするのがいいのでは?という話の中から、学園を舞台にするということになりました。学園から物語がスタートする『ガンダム』は実はこれまでもあります。『新機動戦記ガンダムW』『機動戦士ガンダムUC』もそうですし、『SEED』もそうでした。そこに対する敷居はそんなに高くないのですが、初手から重いものが多かった」
本編に先駆けて公開された前日譚(たん)「PROLOGUE」は“重さ”もある。ただ、本編の予告映像などを見ると“重さ”が軽減されているようにも感じる。
「日曜午後5時という時間の放送ですし、入り口からあまり重々しくするよりも、入りやすい、見やすいというところは意識しています。地球と宇宙の対立のような話が描かれるかのか……というのはさておき、これまでの『ガンダム』のような地球対宇宙、国家対国家の戦争は、若い人にとって実感が湧きづらいのでは?と考えていました。重い、人が*から見ないという人もいらっしゃいます。今の10代にとって入りやすく、身近に感じていただくことを意識しています。ただ、『水星の魔女』にも転換点があり、『PROLOGUE』でもあるような穏やかではない話も描かれます。やっぱり『ガンダム』なので」
以下略
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