公式Xでは「英田サキ先生が逝去されました」との告知が最初にありました。続いて、「代表作である『エス』シリーズを始め、さまざまなジャンルの魅力的な物語を執筆されました。そして、彼女の心温まるお人柄も多くのファンに愛されていました」と伝えられています。英田さんは、個性豊かな作品で読者を楽しませ、同時に思いやりにあふれた人柄で知られていました。
彼女のXプロフィールには「BL作家。療養中のため、のんびりペースでお仕事中。最近は中国ドラマに夢中」と書かれています。残念ながら、8月31日に大阪で予定されていたサイン会は、体調不良のために中止されることが発表されました。英田さんのXでの最後の投稿は、今月14日に自身原作の漫画の書影をリポストしたものでした。
今年の5月には「両足の大腿骨に転移したがんに対する放射線治療を行った」と投稿し、7月には「先週退院し、現在は自宅療養中です。来月には両目の白内障手術を予定しています」と近況を報告していました。どれも、彼女が抱えていた苦悩と向き合っている姿が伝わってきます。
最後に、大洋図書の編集部は以下のように感謝の意を示しました。
「英田サキ先生が逝去されました。彼女の代表作『エス』シリーズをはじめとする多彩な作品群は、私たちに多くの驚きと感動を与えてくれました。彼女の心配りにも感謝の念が尽きません。編集部一同、心よりご冥福をお祈りいたします。」
英田サキさんの作品は、これからも多くの読者の心に生き続けることでしょう。彼女の思い出を大切にしながら、今後の作品にも目を向けていきたいと思います。
コメントを書く