今春、沖縄で撮影されたこの写真集について、完成した冊子を手にしたときちゃんは、「紙がしっかりしているなと思いました。不安もありましたが、自信作です。120点! 」と微笑みながら感想を述べました。彼女は自前の水着を2着持参したものの、「遊べる時間は全くなくて、ずっと撮影していました」とその忙しさを振り返ります。「何もかもが初めてでしたが、グラビアは大変だなと実感しました。大好きなスタッフさんたちと一緒に作り上げた作品で、写真集は関わってくださる皆さんがいて初めて成り立つもの。発売できたのも皆さんのおかげです」と感謝の気持ちを伝えました。
お気に入りの写真には、「光の魔術師」と彼女が尊敬する西條彰仁カメラマンの技術が詰まった一枚を選んでおり、上半身を横から捉えたショットに光が差し込んだ美しい作品です。「西條さんの技術は素晴らしく、神々しい印象があります。この写真は西條さんだから撮れたものだと思います」と語りました。
学生時代からニコニコ生放送での声マネ動画や漫画制作を行い、クリエーターとしての活動を続けてきたときちゃん。高卒後に建築事務で働いていた彼女は、2020年にIT企業に転職し、TikTokerとしての道を歩み始めます。「最初は仕事の息抜きとして始めたんです」と当時を振り返ります。この状況から、2022年秋に投稿したバニーガール姿の動画が話題になり、グラビアオファーが舞い込むきっかけとなりました。
初の写真集では、露出度の高い体当たりショットにも挑戦した彼女は、撮影に向けて約1ヶ月間、大好きなお酒を断ち、筋力トレーニングや食事制限を行いました。「下に服を着ていないオーバーオールだけで歩き回って撮影したので、結構ヒヤヒヤしました。濡れる予定じゃなかったのに、濡れてしまったり、見えそうで見えないショットもたくさん撮れたと思います」と笑顔で語りました。
今後の展望として、「できることは何でも試してみたい」と意欲を見せます。特に、「元々声優になりたかったので、声を使った仕事もやってみたい。いただいたお仕事は全力で取り組みたい」と力強く述べました。さらに、「次は着物を着て、徐々にはだけさせていくような作品もいいかもしれないですね」と夢を描く姿にも期待が高まります。
ときちゃんの作品への真摯な姿勢や、彼女の魅力あふれる言葉が、読者にも伝わることでしょう。写真集を通じて新たな一面を見せる彼女に、ますます目が離せません。
コメントを書く