公演では、最初に3曲が披露されました。
総監督の倉野尾成美(23)は、以下のように感慨を語りました。
「2005年12月8日に劇場がオープンしてから、6843日が経過しました。そして、今日はリニューアル前の最後の公演です。」
「この劇場にはたくさんの思い出が詰まっています。私たちも皆さんに感謝の気持ちを込めて、今日は思い出を振り返りながらパフォーマンスを行います。」
ライブでは、「会いたかった」「青春ガールズ」「脳内パラダイス」など、公演名にもなったエネルギッシュな曲が披露されました。MCではメンバーそれぞれが印象深い思い出を語り、特に長友彩海(23)のエピソードは印象に残りました。
「ついさっき、衣装トラブルで肩ひもが切れてしまい、外れた衣装を見たら、色あせた“峯岸”の文字が見つかりました。」と、ユーモアを交えながらも感謝の気持ちを表現しました。
最後のMCで倉野尾は、この劇場を「多くのメンバーが成長を遂げる場所」と称し、「私たちにとってのホームであるということを再確認しました。」と語りました。
そして、「この公演で劇場とはお別れですが、リニューアル後もここが私たちの出発点であることに変わりはありません。」と力強く述べました。
さらに、VTRでは12月8日に新劇場リニューアルオープン公演が開催されることが発表され、初日に出演する小栗有以(22)を含む16人のメンバーも紹介されました。
鈴木くるみ(19)は、「選ばれたメンバーとして責任をもって初日を迎えたい」と涙ながらに語り、続けて以下のように訴えました。
「劇場だけは平等であってほしいです。誰も必要ないメンバーなんていないから。」
「みんな大切な存在です。新劇場になってからも、皆さんに愛されるよう頑張ります。」と感情を込めて話しました。
公演の最後には、インディーズ1枚目の曲「桜の花びらたち」を現役メンバー42人が歌い、劇場に感謝の意を表して幕を閉じました。
この公演は、AKB48にとって重要な節目であり、多くのファンにとっても感動的な瞬間だったことでしょう。新たなスタートを迎える彼女たちの今後に期待が高まります。
コメントを書く