落語とプロ野球のコラボレーションが実現!
落語家の桂春蝶(49)と桂三若(54)が、神戸新開地・喜楽館で開催される「2024年プロ野球応援ウイーク 答え合わせ編」の制作発表記者会見に出席しました。このイベントは、プロ野球をきっかけに落語に親しんでもらうことを目的に、2021年からスタートした企画です。
今年で8回目を迎えるこのイベントは、春と秋に年2回実施され、多くの球団のファンを持つ落語家たちが参加しています。ゲストとして真弓明信氏や福本豊氏を招き、トークも予定されています。この期間中には「プロ野球クイズ」が行われ、正解者には抽選でABCラジオから商品が贈られるなど、参加者を楽しませる工夫が盛りだくさんです。
選手の思いと落語家のボヤキ
この日、出席が予定されていたセ・リーグ1位の広島ファン、桂そうばは欠席。一方で、2位の巨人ファンである三若はご機嫌な様子で、「首位と0.5ゲーム差なので期待しています」と明るく語りました。しかし、3位の阪神ファンである春蝶は、「今季はうちのチームはこれで終わりだと思います」と、少し仏頂面でボヤいていました。
彼は、首位とは5.5ゲーム差であることを気にしつつ、「昨年はあれほどの高みを見ていたので、今年のチームの状態は本当に辛い」とため息交じりに語り、特に佐藤輝明選手のエラーについては、「彼も練習をして欲しい」とメッセージを送りました。
日本シリーズへの期待と高座への思い
公演が行われるのは日本シリーズの最中ということもあり、春蝶は「昨年は最高でした」と振り返りつつ、クライマックスシリーズを勝ち上がり日本シリーズに出場するチームへの期待を漏らしました。「ちょっとだけ夢を見たい」と願う春蝶の思いが、どのように高座に反映されるのか、とても楽しみです。
このように、多くのファンと落語のコラボレーションが生み出す新たな文化が、どのように成長していくのか、私たちも応援していきたいと思います。
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