市原隼人が小学校を訪問し「おいしい給食コンテスト」を表彰
俳優の市原隼人(37)が、4日に東京・杉並区立杉並第一小学校を訪れました。彼は主演ドラマ&映画『おいしい給食』(綾部真弥監督)とコラボレーションした「おいしい給食コンテスト」で、TOKYO MX特別賞を受賞した同校を表彰しました。
この「おいしい給食コンテスト」は、ドラマ『おいしい給食』と「学研キッズネット」が協力して、全国の小中学生を対象に実施されたイベントです。参加者は「わたしの『おいしい給食』」をテーマに、絵と一言の推薦文を応募する形式で、全国から4,000件以上の作品が集まりました。
市原は表彰後、体育館のスクリーンで紹介された作品を見て楽しみました。特に注目を集めたのは「この学校にしかないコロッケ」という作品で、市原は「面白いですね。地域にはその土地ならではの海の幸や山の幸があります。地産地消を楽しむことで、郷土愛が育まれる。このコロッケが好きだから学校、そしてその土地が好きになる。自分の生まれ育った環境を愛することは、本当に素晴らしいことです」と熱心に語りました。
『おいしい給食』の魅力
ドラマ『おいしい給食』は1980年代の中学校を舞台に、そして市原が演じる教師・甘利田幸男の人物像が描かれています。甘利田は、厳格な一方で、母の作る食事が口に合わず、常に給食のことを考えている給食絶対主義者です。この作品は、彼と給食好きの生徒との様々な対立を通じて、給食との向き合い方を描いています。
このドラマは2019年10月に全10話が放送され、その後2020年3月に映画『劇場版 おいしい給食 Final Battle』が公開されました。さらに、2021年10月期には続編「-season2」が放送され、2022年5月には映画『劇場版 おいしい給食 卒業』が続けて公開されました。そして、今年10月からは舞台を北海道・函館の忍川中学校に移した「-season3」が放送され、シリーズとしての魅力が増しています。
児童たちとの交流
表彰後、市原は6年1、2組の児童たちと共に、魚料理「ホキの麦みそ焼き」を楽しみました。児童たちから『おいしい給食』の撮影時のエピソードについて尋ねられた際には、「最初は恥ずかしかったけど、見てくれる皆さんのために頑張った」と心情を打ち明けました。
また、市原は「甘利田は笑われても、人生を全力で楽しむ先生です。私のセリフが皆さんの支えになれば嬉しい」と児童たちへ呼びかけました。
市原隼人の情熱溢れる姿勢と、子どもたちとのやり取りは、感動的で心温まる瞬間でした。彼の作品は、給食を通じて地域や人との絆を大切にする姿を描いており、私も改めてこの作品の魅力に引き込まれることができました。読者の皆さんも、ぜひ『おいしい給食』を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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