乃木坂46が「真夏の全国ツアー2024」千秋楽公演を開催
乃木坂46は4日、東京・明治神宮野球場で「真夏の全国ツアー2024」の千秋楽公演を成功裏に終えました。
今月2日からの3日間のライブは、台風10号の影響が心配されましたが、結果は見事に「晴れ」。
初開催から10周年を迎えたこの“聖地”で、メンバーたちは笑顔でパフォーマンスを終えました。
開演前のアナウンスでは、賀喜遥香（23）と柴田柚菜（21）が「神宮最終日、晴れたぞー！ 盛り上がって行けるのか～！！」と叫び、会場は大盛り上がり。
オープニングではセンターの井上和（19）が「どんっ！ 乃木坂ちゃんで～す！ 神宮～いくぞ～！！」と、テレビ東京系「乃木坂工事中」MCのバナナマン設楽統（51）のマネをして会場を沸かせました。続いて最新曲「チートデイ」でスタートし、久保史緒里（23）も「神宮！ ツアーファイナルだよ！ 最後まで盛り上がっていくぞー！」とアピールしました。
思いを語るメンバーたち
この日、3期生は加入からちょうど8周年を迎え、特に感慨深い瞬間となりました。
3期生にとって初のオリジナル曲「三番目の風」では、各メンバーが自分の思いを語りました。
久保は「大好きだった乃木坂46になって8年。毎日が幸せでいっぱいです。皆さん大好きです！」と笑顔で語り、与田祐希（24）も「乃木坂46に入って多くの大切な人と出会い、強くなりました。みんなありがとう！」と感謝の気持ちを表しました。
ライブの前半では「真の乃木坂プリンセス」を決める「プリンセスバトル」が行われ、会場はさらにヒートアップ。
今回の公演で3期生、4期生、5期生がそれぞれの公演で「真の乃木坂プリンセス」の座を争いました。また、メンバーが浴衣姿でパフォーマンスするシーンもあり、夏の雰囲気を楽しませてくれました。
感動的なメッセージ
後半では、井上が「おひとりさま天国」で観客との一体感を強調し、「全員声出せー！！」と叫ぶ場面も。
久保が「皆さん、今日はありがとうございます。この景色忘れません！」と感極まる様子で伝え、会場全体で感動の瞬間を共有しました。
終盤、2年連続で神宮球場でセンターを務めた井上は涙ながらにスピーチし、「乃木坂46はあったかくて、いつでも手を差し伸べてくれる人たちがたくさんいて、私はそんな乃木坂46が大好きです」と熱い思いを語りました。このスピーチには大きな拍手が送られ、応援するファンとの絆が再確認された瞬間でした。
アンコールでは「ロマンスのスタート」「Monopoly」などがパフォーマンスされ、キャプテンの梅澤美波（25）は「私たち次第で、まだまだどこまででも強く大きなグループになれると思っています。もっともっと強くならなくてはいけないと感じました」とメンバーたちの未来への意気込みを語りました。
今年のツアーは京セラドーム大阪、バンテリンドームナゴヤ、神宮球場と、5年ぶりのドーム＆スタジアム規模での開催となり、合計26.5万人を動員しました。今後、6期生のオーディションも行われており、梅澤は「来年は新たな仲間を引き連れて戻ってきますので、一緒に最高の景色を見ていきましょう！」と呼びかけました。
結成14年目を迎えた乃木坂46。
新体制での挑戦が続く中、これからも彼女たちの坂を上り続ける姿に期待が寄せられています。
今回の公演を通じて、乃木坂46の絆と成長を再確認できる素晴らしい時間となりました。
