電気グルーヴの高額転売問題
テクノユニット電気グルーヴの石野卓球さんが、思わぬ形で注目を浴びています。彼は、グッズのうちわが高額で転売されていることに対し驚きを示しました。
電気グルーヴは、結成35周年を記念したツアー「3594」を開催中です。そのツアーグッズの中には、石野さんとピエール瀧さんの顔写真を大きくあしらった「熱烈信者うちわセット」があります。このうちわは、会場限定で1500円で販売されています。
自作うちわ禁止の理由
ファンの間では、自作のうちわを持ち込んでも良いのかという疑問が上がりました。この問いに対し、石野さんは自身のX(旧ツイッター)で、「基本自作のうちわは禁止です」と明言しました。
その理由は、「我々電気グルーヴは、お客さんにうちわを振らせたいのではなく、うちわを売りたい」とのこと。石野さんらしい毒舌ぶりが、ファンの間で話題になりました。
転売市場のエコシステム
この発言により、「熱烈信者うちわ」は、フリマサイトで倍以上の値段で転売されるという事態が発生しました。石野さんはこの現象についても言及し、「初老のおっさんのうちわがこの値段で!という現実は狂ってるよな?」と率直な感想を載せました。
彼は、高額転売について「日本はまだまだ豊かになりますよー!」とも語り、社会の様子を視覚的に捉えていることが伺えます。
電気グルーヴの立場とは
石野さんは、転売に対しては複雑な心境を抱いているようです。「儲けたいというより転売ヤーに損させたい」と述べ、独特の視点で現状を分析しています。
また、転売ヤーも「金を払ってくれるお客さん」であると認識しつつ、電気グルーヴは「うちわで儲ける存在」としての自負も持っています。
ファンとの関係性
こうした状況は、ファンとの関係性を再考させる機会となります。ファンは応援したい気持ちと、好きなアーティストからの発信に敏感です。
私自身、音楽のイベントには何度も参加してきましたが、アーティストとの距離感やグッズ販売の仕組みが話題になることは少なくありません。しかし、こうした大きな話題があることで、ファンとアーティストの新たなつながりが生まれます。
今後の動向に注目
最後に、「通販しますよ」と石野さんが宣言したことも、今後の展開に注目が集まります。転売市場と公式の販売との狭間で、アーティストとファンがどのように関係を築いていくのか、興味深いところです。
高額転売の問題は、音楽界においても重要なテーマです。私たちがこれからどのようにアーティストを支えるのか、さまざまな形で考えていきたいですね。
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