辺見マリが語る歌とリハビリの情熱
歌手でタレントの辺見マリ(73)が、テレビ朝日系「徹子の部屋」で自身の心臓病と、その後の生活に対する思いを語りました。
4年前に心不全を患った彼女は、「思いもしない心臓の問題が起きた」と振り返ります。この病気は、彼女にとって大きな試練となりましたが、それが改善のきっかけでもありました。
生活習慣の改善と心臓のリハビリ
辺見は、病院で肺に水がたまっていることがわかった際、自身の健康状態に危機感を抱きました。これを契機に、生活習慣を見直し、心臓のリハビリにも取り組むようになったのです。
「無趣味な女だったんですが、社交ダンスに興味を持ち始めました」と話し、新たな趣味が彼女の生活を豊かにしたことを明かします。偶然にも孫が社交ダンスを始めると言い出し、同じ先生に習うことになったそうです。その経験がリハビリとともに、彼女の心身を鍛える助けとなっています。
歌に対する揺るぎない情熱
1972年に西郷輝彦さんと結婚後、芸能界を一度引退し家庭に入った辺見。彼女には、一男一女がいるものの、1981年に離婚してからも、歌への情熱は失われていません。歌は彼女にとって、数々の困難を乗り越えさせてくれたものなのです。
「病気になったとき、一度は辞めようと思った」と語る彼女ですが、長女でタレントの辺見えみり(47)からの一言が、再び歌う気持ちを呼び起こしました。「90歳まで歌うんじゃないの」と言われ、手術を経た後、再挑戦する決意を固めたとのことです。
母娘の絆とライブの再挑戦
今年4月には、娘の後押しもあり、ライブを開催しました。彼女は「ここでもし倒れても良いくらいの気構えで。まだまだ大丈夫と思えたので、やれたことに満足している」と、笑顔を見せます。今でも歌い続けるための練習が必要ですが、それでも彼女は意欲を持って活動しています。
辺見マリの姿勢からは、病気を乗り越える力と、歌への情熱が伝わってきます。彼女のストーリーは、多くの人に勇気を与えることでしょう。彼女の歌が、今後もどんな形で私たちの前に現れるのか、楽しみでなりません。
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