「朝まで生テレビ」の歴史を振り返る
元都立大教授で社会学者の宮台真司氏が、27日に放送されたテレビ朝日の討論番組「朝まで生テレビ」について言及しました。この番組は、地上波からBS朝日に移行し、今後は毎月最終日日曜午後7時から放送されることが決定しています。
宮台氏の率直な感想
宮台氏は自身の投稿で、「やっとかよ。クソつまんねえのに、よく続けてこられたな。諦めるのが遅いんだよ」と語り、長年の放送に対する苦言を呈しました。しかし、その中でも「スタジオに微熱感が満ちていた90年代半ばから後半」において、彼が頻繁に呼ばれたことへの感謝の意も表しています。
視聴者の反響
宮台氏の投稿に対し、視聴者たちからも多くの反響が寄せられました。「あの頃みたいに主張にパッションがない」「学生時代、その微熱感に目を真っ赤にして画面に見入っていました」といった声が見受けられ、「今の番組には、その熱気が足りない」という意見も多くありました。
番組の長い歴史
「朝まで生テレビ」は1987年4月にスタートし、38年目を迎えました。これまでに446回の放送を重ね、国内外の様々なテーマを取り上げてきました。この長寿番組は、昭和、平成、令和の3時代を見守ってきた貴重な存在です。
議論がもたらす影響
番組内では、国内政治や国際情勢、宗教、ITなど多岐にわたるテーマが取り上げられ、ともに議論を交わすことができる場を提供してきました。視聴者にとって、これらの議論は新たな知見を得る貴重な機会であったと言えるでしょう。
映像から得た影響
「朝まで生テレビ」を観ていた多くの視聴者たちは、この番組から多くの学びや思索を得てきました。宮台氏が「俺みたいのでも西部先生みたいの知れたのはあの番組のおかげ」と述べているように、多くの知識人がこの場で知名度を上げてきたことは事実です。
これからの「朝まで生テレビ」
新たにBS朝日で始まるこの番組には、視聴者の期待も高まっています。過去の熱気を再現することは難しいかもしれませんが、未来に向けた新たな議論が生まれることを期待しています。
未来の議論に向けて
今後の「朝まで生テレビ」は、視聴者にどのような視点を提供していくのでしょうか。多様な意見が飛び交うことが求められる時代において、この番組が新たな知識と議論を促す場となることを願っています。
これまで多くの人々に影響を与えてきた「朝まで生テレビ」が、今後どのような形で継承・進化していくのか、気になるところです。見る側としても、議論を楽しみに待ちたいと思っています。
