庵野秀明監督の登壇と心意気
2023年10月5日、庵野秀明監督(64)が、新宿ピカデリーで開催された「宇宙戦艦ヤマト」放送50周年記念上映会に登壇しました。
このイベントは、監督が左足を複雑骨折し、入院してから初めての公の場となります。
健康状態に触れる場面
壇上に歩いて登壇した庵野監督は、同行した出渕裕総監督(65)やアニメ・特撮研究家の氷川竜介氏(66)とともにトークセッションを行いました。
出渕氏が「足、大丈夫?」と気遣う中、庵野監督は「長時間、立っているのは…」と苦笑いを浮かべ、気さくな一面を見せました。彼の言動からは、プロフェッショナルとしての意識が伝わってきました。
「宇宙戦艦ヤマト」との出会い
庵野監督は「宇宙戦艦ヤマト」の第1話が放送された1974年当時、14歳の中学2年生だったと振り返りました。
彼はこの作品との出会いが、自らの人生に多大な影響を与えたと語り、「自分の今の人生はなかったと思います」との込めた思いを明かしました。
感謝の言葉と上映会の意義
上映会は、午後7時30分にテレビ放送が開始された瞬間に合わせて行われました。この日は、幻の8ミリフィルム版が上映され、観客はその貴重な映像に酔いしれました。
庵野監督は、「ヤマトのすばらしさを、後世に残そうとしたら」と述べ、観客に向けた感謝の気持ちを表しました。
観客との対話
上映会には通の観客が集まりましたが、初めて「宇宙戦艦ヤマト」を見るという人もおり、これを喜ぶ庵野監督の様子はとても印象的でした。
「見てない人がいたのは、うれしい」との発言に、彼の作品に対する愛情と期待が感じられました。
まとめ
庵野秀明監督の登壇は、多くのファンにとって感動的な瞬間でした。
彼の健康状態を気にしつつも、自らの作品への情熱を語る姿には、胸を打たれるものがありました。今後も「宇宙戦艦ヤマト」がどのように成長していくのか、楽しみでなりません。
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