キアヌ・リーブスがプロレーサーにデビュー
先月、キアヌ・リーブスが還暦を迎え、米インディアナポリスのモーター・スピードウェイで行われたトヨタGRカップに出場しました。これにより、彼はプロのレーサーとしてデビューを果たしました。
リーブスは「スピード」や「マトリックス」、「ジョン・ウィック」シリーズなど、多くの人気作品に出演してきたアクションスターです。プロとしての初戦では、スピンオフして芝生に突っ込む場面もありましたが、冷静に衝突を回避し、最終的には35台中24位という好成績を収めました。
レーシングカーのプロモーション活動
新作「ザ・ブック・オブ・エルスウェア」を持つリーブスは、レースでも自分のレーシングカーにプロモーション装飾を施しました。俳優としての顔に加え、グラフィックノベルの作家としても知られる彼の多才さが際立っています。
過去には、米カリフォルニア州で開催されるトヨタグランプリ・ロングビーチのセレブリティ・レースにも参加した実績があります。そして、2009年のレースでは見事優勝も果たしました。
バイクに対する情熱
また、リーブスはバイク好きとしても知られています。自身のバイクブランド「Arch Motorcycle」を立ち上げ、オリジナルのバイクを制作しています。プロのレーサーとして活動の幅を広げたことで、今後の彼の活躍がますます楽しみです。
レーシングドライバーとして知られる俳優は、リーブスだけではありません。他にも多くのハリウッド俳優たちがレーシングドライバーの顔を持っています。
パトリック・デンプシーの活躍
ドラマ「グレイト・アナトミー恋の解剖学」で神経外科医を演じたパトリック・デンプシーもその一人です。彼は、俳優業と並行して20年以上にわたりレーシングドライバーとしても活躍しています。忙しいスケジュールの中で、メキシコで開催されるバハ1000などに出場し、ル・マン24時間レースでは2位、デイトナ24時間レースのGTクラスでは3位と素晴らしい成績を収めています。
デンプシーの最近の注目作品には、フェラーリ創業者エンツォ・フェラーリの伝記映画「フェラーリ」があります。彼が主演を務めたことでも話題を呼びました。
歴史に名を刻む俳優たち
故ポール・ニューマンやスティーブ・マックイーンも有名な俳優でありながらレーシングドライバーとしての実績を持つ人物です。ニューマンは役者や監督だけではなく、自動車レースのチームを共同所有するなど、レーシングに情熱を注いできました。
1979年にはル・マン24時間レースに出場し、2位を獲得。1995年にはデイトナ24時間レースでの優勝も果たしています。一方、マックイーンもカーレースに夢中で、劇中でのカースタント行い、オフロードのオートバイレースにも挑戦していました。
レーシングドライバーとしての未来
キアヌ・リーブスがプロレーサーという新たな肩書きを得たことは、彼のキャリアにとって大きな転機です。これからも彼は俳優業だけでなく、レーシングドライバーとしての活動も幅を広げ、さらなる挑戦が期待されます。
私たちファンにとっても、リーブスの新たな一面を見られることは嬉しい限りです。ハリウッドのさまざまな才能を持つ俳優たちが、どのようにしてこのスポーツの世界で成功を収めていくのか、今後の展開が楽しみです。
コメントを書く