57歳地方公務員のおっちゃん、硬式野球の夢諦めきれず名工大野球部に入りついに公式戦出場
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その後岐阜高校から滋賀大学経済学部へ進学。
吃音も改善され、卒業後は就職した職場の軟式野球部に入部。再び野球に触れた。
青春時代に叶わなかった学生野球。
自宅からの通学距離や仕事の兼ね合いもあり、昼間働きながら学びたい人のために設けられた名工大の夜間学部(第2部)受験を決意。見事2019年前期日程で工学部第二物質工学科に合格。
「野球がやりたかった。(文系大学卒業をしているのに理系の名工大合格について)ワンチャンあると思っていました」そう笑顔で話してくれた姿は印象的だった。
大学野球で実現したいことを尋ねると、まずは工学部の学生らしく「(土のグラウンドで)ノックを受けているとボールが弾み顔に当たってしまいます(笑)。打球が弾みにくいと言われている住友ゴム工業㈱製の人工芝、ハイブリッドターフExcitingの内野芝でプレーしてみたい」と話してくれた。
そして最終的な目標は「明治神宮野球場にて全国大会である明治神宮野球大会決勝戦を名工大対早稲田大学で戦うこと」。
その思いは2020年11月8日(日)に行われた東京六大学野球2020年秋季リーグの早稲田大学対慶應大学戦にて、早大 蛭間拓哉(新3年 浦和学院)が9回表の打席で決勝点となる豪快な逆転ツーランホームランを打った劇的なシーンで確固たるものとなった。
試合後、早大 小宮山悟監督が優勝インタビューで言葉を詰まらせながら涙している場面に、涙が止まらなかったという加藤さん。
(出典 plus.chunichi.co.jp)
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https://plus.chunichi.co.jp/blog/umemoto/article/637/10016/
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