【アニメ】『チェンソーマン』EDがマイケル・ジャクソンのパクリ!? Vaundyに音楽ファンツッコミ
|
『チェンソーマン』EDがマイケル・ジャクソンのパクリ!? Vaundyに音楽ファンツッコミ
アニメ『チェンソーマン』の記念すべき第1話にて、エンディング楽曲を提供したシンガーソングライター・Vaundy。NHK紅白歌合戦にも出場が決定し、ますます知名度と人気が爆発しているが、その楽曲をめぐって“パクリ疑惑”が浮上していた。
Vaundyはオマージュのオンパレード?
パクリ騒動が起きたのは、『チェンソーマン』EDに起用された『CHAINSAW BLOOD』という楽曲。この曲を聴き、マイケル・ジャクソンの世界的大ヒット曲『Beat It』を連想する音楽ファンが続出しているのだ。
たしかに両楽曲を比べてみると、イントロの攻撃的なギターリフを始めとして、オマージュを感じさせる部分は多い。
実際にSNS上では、《マイケルのBeat Itに似てることに気づいたらそれにしか聞こえなくなってしまった》《思いっきりマイケル・ジャクソンの“今夜はビートイット”で笑っちゃった》《めっちゃBeat Itみを感じる 頭ん中でマイケルが踊ってる》といった声が相次いでいる。
「ギリギリバレない」パクリの行く末は
偶然とは思えないほどそっくりなので、意識的なオマージュとして受け止めるファンも。そもそもVaundyは、過去にも有名楽曲からの引用が指摘されていた。
たとえば、SpotifyのCMに使用された『不可幸力』は、ラストのサビのメロディがサザンオールスターズの『愛の言霊』にそっくりすぎると話題に。
他にも、『二人話』という曲のイントロは大塚愛の『フレンジャー』、『恋風邪にのせて』はFIELD OF VIEWの『DAN DAN 心魅かれてく』など、数多くの楽曲に引用元があるのではないかと議論されている。
とはいえ、売れるポップミュージックのスタイルは、ある程度かぎられているもの。今もっとも売れている女性アーティストの1人、あいみょんの楽曲は、度々先行するアーティストの引用やスタイルの類似を指摘されている。しかしその元ネタであるスピッツや小沢健二もまた、楽曲を紐解けば引用のオンパレードだ。
むしろ重要なのは、引用元へのリスペクトであり、さらに言えば引用した上で自分自身のオリジナリティをどこまで表現できるか、ということ。
Vaundyの引用元とされたマイケル・ジャクソンやサザンオールスターズは、10代~20代前半の若者にはあまり馴染みがなく、言うなれば“バレなさそう”なミュージシャンではある。その借用するラインの見極めや、曲の最も印象的な部分を丸々使ってみせる大胆さが、音楽ファンの反感を買ったのだろう。
しかしオマージュ論争はどうであれ、Vaundyに音楽家としての才能があることは確実。売れっ子のポジションを確立しつつある今こそ、過去のヒット曲や売れ線を意識しすぎず、Vaundyらしさを発揮した楽曲を聞いてみたいところだ。
https://myjitsu.jp/enta/archives/116181
(出典 Youtube)
コメントを書く