【アニメ】リメイク令和版「うる星やつら」が失敗した理由、完全解説されてしまう・・・・

【アニメ】リメイク令和版「うる星やつら」が失敗した理由、完全解説されてしまう・・・・

【アニメ】リメイク令和版「うる星やつら」が失敗した理由、完全解説されてしまう・・・・

うる星やつら』(うるせいやつら、ラテン文字表記: Urusei Yatsura)は、高橋留美子による日本の漫画作品。第26回(1980年度)小学館漫画賞少年少女部門受賞作。「うる星」とも。2020年11月時点で累計発行部数は3500万部を突破している。 浮気者の高校生・諸星あたると、彼を愛する一途…
44キロバイト (6,666 語) – 2023年1月5日 (木) 13:55

1 それでも動く名無し :2023/01/05(木) 18:35:05.99ID:YkNbmLQW0

■令和版『うる星』をアマプラで再生して、2秒以上、直視できなかった
令和うる星はアマプラで再生したけど、2秒以上、直視できなかった。
これは原作コミック、押井版テレビシリーズ、劇場版をひととおり見たうえでの話。完全に拒絶反応が出てる。
なぜなら、あれは時代の産み落とした作品で、あの空気感をそのままアニメにするのは、もういくらなんでも無茶だと思ったから。懐古趣味にしても中途半端だし。
それだけに『ビューティフル・ドリーマー』は、とても重い作品だった。あれは原作のモラトリアムを完全に拒否したから。
それで押井守がシリーズ途中で降りてからも、建前としては「るーみっく的モラトリアム」が続くわけだけど、その呪縛の中でドタバタもがくキャラは見るに堪えず、痛々しく思えた。
だから、自分は、やまざきかずお版『うる星やつら』をあまり見る気にはなれなかった。
もちろん、その延長線にある令和版『うる星』も。絵はきれいだけど、すごい違和感、不快感が出てくる。
手垢にまみれたことを言うけど、それだけ『ビューティフル・ドリーマー』は、最終兵器だったと思うし、罪ぶかい名作だったと思う。

さっき「うる星リメイクが話題にならず、ぼっちがバカウケしているこの時代に思春期を過ごしたかった。生まれる時代を完全に間違えた」
という年配オタと思わしきツイートを見かけた。それで自分が思う違和感が分かった気がする。

前提として、アニメのキャラは「虚構」に過ぎない。
80年代は、そんな「虚構」に埋没して「遊ぶ」ことを発見した時代だったのだと思う。
だから、80年代は無意味で能天気なキャラ表象が求められた。
でも今の時代、おたく文化はメインストリームとして躍り出て、そうした虚構は、現実より重くなった。
だから、現実世界と乖離した、るーみっく的世界観は受け入れにくくなったのかもしれない。
ならば、完全に虚構か、現実に振り切れるかしかない。

話を戻すと、やまざきかずお以降の『うる星やつら』にある違和感は、(個人的な偏見だけど)形を守ることに汲々としてて「キャラが蝋人形みたい」だからだと思う。
そして令和版うる星の不人気さも、ここいらへんにあると思う。
もはや、誰も感情移入してない。というか、する気力にならない。興ざめもいいところ。
つまり、40年を経て良くも悪くも、この手のキャラの魅力が、減価償却したといえる。

結論。
うる星、昔は好きだったけど、もう完全にオワコンだと思う。
それは「役目を終えた」という意味で決してマイナスな意味ではない。
ただ、コンテンツとしては、もうお金をタンマリ稼いでくれるようなものではないだろう。
うる星ほど人気のあった作品が『ルパン』や『コナン』になれなかったのも、そのへんに理由がありそうだ。

https://anond.hatelabo.jp/20230103142143

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