今でも根強い人気を誇る名作RPG『テイルズ オブ シンフォニア』のリマスター版が、2月16日に発売された。
しかしゲーム上のさまざまな不具合が指摘されており、ニンテンドースイッチ版に関しては、「ゲームキューブ以下」とも言われてしまっている。
がっかりリマスターに落胆の声
「テイルズ オブ シンフォニア」が初めてリリースされたのは、2003年発売の『ゲームキューブ』版。同作で初めて『マルチライン リニアモーションバトルシステム』が採用され、戦闘が2Dから3Dになった。
そしてとくに高く評価されているのが、ドラマチックなストーリーの部分。とにかく真っ直ぐなロイドと、あまりにもかわいそうな境遇のメインヒロイン・コレットの物語は、多くのRPGファンの記憶に残ったはずだ。
そんな名作が現代に蘇ったとあり、ゲーマーたちの間では大きな話題を呼んでいる。
しかし発売直後から、ゲームの進行を妨げる不具合に関する報告が続出。ニンテンドースイッチ版に関しては、「戦闘からフィールドに切り替わる際のロード画面が長い」「処理落ちが頻発する」「サイクロンのエフェクトがヒールウィンドになる」などと、数多くの問題点が指摘されている。
他にもPS4版やXbox One版などに比べ、「スキット画面の背景が真っ黒」「戦闘に移行する演出が省略されている」といった、演出の簡略化も見られるとのことだ。
メインヒロインを外すRPG
あまりの不具合の多さに、SNSなどでは、《Switch版のシンフォニア バグだらけでやる気ないわ》《Switchのシンフォニアの評価が軒並み低いけど気持ちはわかる。確かにその通りだから》《シンフォニアは久々にやっても面白い! ただしSwitch版は処理落ちしまくりでイライラする》と落胆の声が相次いでいる状況。
さらには、《Switch版シンフォニアさん、ゲームキューブ版より劣化してるってどういうことなの》とまで言われている。
しかし「処理落ち」の不具合については、プレイヤーが発見した“解決方法”が存在するとのこと。ネタバレになるため詳しくは言えないが、どうやら“とある状態のコレット”が処理を重くしているらしく、コレットをパーティから外すことで問題を回避できると言われている。
実際にこの方法で解決したとの報告も上がっているが、“メインヒロインをパーティから外す”という解決策のインパクトはあまりにも強い。
そのため、《コレットPTに入れると処理落ちするは草》《コレット外すと処理落ちまともになると聞いて笑ってしまった》《コレットを外すことで処理落ちから救われるの皮肉効いてて好き》などとネタにされることに…。
ちなみに「テイルズ オブ シンフォニア」のキャッチコピーは、「世界は救われる。彼女を失えば」。ある意味では作品のストーリーを表現したバグと言えるかもしれない。
from ゲームぐらし https://ift.tt/QDSTcPW
via IFTTT
コメントを書く