【漫画】ジョジョ9部の連載開始で転売祭り!『ウルトラジャンプ』の値段が2.5倍に
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ジョジョ9部の連載開始で転売祭り!『ウルトラジャンプ』の値段が2.5倍に
荒木飛呂彦が手掛ける『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの最新作、『The JOJOLands(ザ・ジョジョランズ)』がついに始動。第1話が2月17日発売の『ウルトラジャンプ』3月特大号に掲載されたのだが、思わぬ混乱を巻き起こしてしまった。
日本各地で“ウルジャン難民”が発生
「ジョジョランズ」は、シリーズの第9部にあたる作品。ハワイを舞台として、新主人公“ジョディオ・ジョースター”が大富豪になるまでを描いていくという。
前作の第8部『ジョジョリオン』は2021年8月に最終回を迎えたため、およそ1年半を経て始まった新作となる。
もちろんファンたちは大興奮しており、単行本を待てずに「ウルトラジャンプ」を手に入れようとする人も多いようだ。
しかしそれによって、各地の書店などで売り切れ騒ぎが勃発。SNS上では、《ウルジャンを買いに行ってみたら予約分で全部売り切れとの事でした!》《都内の本屋はどこもかしこも売り切れだった》《ウルジャン売り切れすぎ 紙で欲しかった》《危うくウルジャン難民になるとこだったよ…恐るべしジョジョ…》といった報告が相次いでいた。
「ウルトラジャンプ」は電子版も発行されているのだが、紙版限定として、「ジョジョランズ」の特製Tシャツが手に入る応募者全員サービス企画が実施されている。それによって、ますます需要が高まっているのだろう。
転売によって価格が高騰
しかし売れ行きが爆発的に伸びたことによって、“転売”騒動も巻き起こっているようだ。
たとえばフリマアプリ『メルカリ』を覗いてみると、そこには高額で出品された雑誌がずらり。「ウルトラジャンプ」2023年3月特大号は定価800円(税込)なのだが、2,000円近い値段が付けられており、およそ2.5倍にまで高騰している。
そのため“ウルジャン難民”の間では、《マジで転売ヤーいなくなってほしい》《ウルジャン転売!? 吐き気を催す邪悪すぎる》《スタンド能力で高額転売ヤーを殲滅したい》と転売に対して憎しみを燃やす声も上がっていた。
なお、漫画雑誌としては異例なことだが、「ウルトラジャンプ」は過去に何度か「ジョジョ」関連で増版したことがある。
2012年に「ジョジョ」の連載25周年を記念した「25YEARS WITH JOJO」が付録となった号が発売されると、売り切れとなってしまう書店が続出。それを受け、集英社が増刷を決定した流れだ。
また、2010年には「ジョジョ」シリーズ100巻到達を記念した小冊子が付録となった号が売り切れ多発となり、初版7万部に加えて3万部が増刷されることとなった。
逆に言えば、今回の売り切れ騒動もある程度想像できたはずなので、あらかじめ転売対策を打っておいてほしかった気もするが…。
文=「まいじつエンタ」編集部
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